information 診療・手術案内

はじめに

この度、当院においてもレーシックを施行することにいたしました。

レーシックは2008年9月~2009年2月にかけて東京銀座の銀座眼科で生じた「レーシック手術集団感染事件」(別名;銀座眼科事件)が社会に衝撃を与えました。更に、2013年12月の消費者庁の勧告によって「怖い」というイメージが一気に広まってしまいました。今、レーシックに対する、国民のイメージは地に落ち、隆盛を誇っていた国内のレーシック専門クリニック(主に美容外科系の非保険診療クリニック)は続々と縮小や閉院に踏み切っております。

眼科専門医として断言できるのは、レーシックを受けた人の大多数は満足されています。このコラムを読んでいただいている皆様の周囲に、レーシックを受けた方もおられるのではないでしょうか?その方は満足されておられませんか?

当然、手術ですので、予期せぬ合併症がおこる可能性はゼロではなく、また手術前後の医師と患者との意思疎通がスムーズに行われなかったことによりトラブルが発生する可能性もあります。最近は「レーシック難民」(レーシックの手術後、眼、体に問題、症状が起こっているのに、適切な治療を受けられないでそのままにせざるを得ない人たちのこと。手術したクリニックでは解決できず、他の病院やクリニックを転々としている)との言葉もありますね。

しかし、眼科専門医が信頼しているクリニックでしっかりと検査をし、適応であると診断されたならば、まず安心して受けられる手術であると考えております。

普段診療をしておりまして痛切に感じるのが、国民の眼科診療に関する最大の関心事は、やはり「近視」です。

私は白内障手術を専門としておりますが、白内障手術の際に、眼内レンズを用いて近視を矯正することは多々あります。現在、屈折矯正手術のゴールデンスタンダードであるレーシックの評価が地に落ちておりますが、「近視を矯正したい!」と切実に願っている方々にとっては不幸な事態とも言えます。自分を大きく見せるつもりは毛頭ないですが、当院のような手術メインの保険診療クリニックが今までの経験を生かして、レーシックを施行し、裸眼で快適に見える生活をたくさんの方に提供出来るならば、望外の喜びでございます。

医療法人社団 新緑会 森井眼科医院 理事長・院長 森井 勇介

レーシック手術について

レーシック手術をご希望される方へ

レーシックの適応があるかだけ知りたかったり、どんな手術か話だけ聞いてみたいという方も、遠慮なくお問い合わせください。

レーシック手術