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Add on (アドオン)IOL(眼内レンズ)

Add onレンズとは

Add onレンズの特徴

Add onレンズとは、既に白内障手術を受けられ、眼内レンズが入っている状態の目に追加で挿入できる眼内レンズです。

通常の白内障手術のように、水晶体の嚢内にレンズを入れるのではなく、虹彩と水晶体嚢の間の毛様溝というところにレンズの支持部が固定されるようにあらかじめ設計された専用レンズです。手術は、眼内レンズを挿入するだけですので、5分程度の手術となります。

レンズの種類

Add-onレンズ

①単焦点add-onレンズ

主に多焦点眼内レンズ術後の屈折異常矯正や、単焦点眼内レンズ挿入眼でも左右で度数の差が大きい時は、このレンズで矯正可能です。

②単焦点乱視矯正用add-onレンズ

①の乱視矯正が可能なレンズ。

③多焦点add-onレンズ

既に白内障手術が済み、単焦点眼内レンズが入っている方で、どうしても多焦点眼内レンズにしたいと言う場合は、この多焦点add-onレンズを追加挿入すれば、可能になります。

④多焦点乱視矯正add-onレンズ

③の乱視矯正が可能なレンズ。

SULCOFLEX

イギリスのRayner社が製造されています。
単焦点・単焦点乱視矯正用・多焦点add-onレンズが矯正可能となっています。
多焦点レンズとしては、3焦点レンズタイプとなっています。
特徴は、3焦点であるということで、日常生活の様々な場面で十分な見え方を提供してくれます。
遠方・中間(75cm)・近方(37.5cm)にピントが合いやすい設計になっています。中間・近方では、光配分が20%代ですので薄暗い環境は苦手となります。なるべく明るい環境下で見て頂くことをおすすめします。
光学ロスは11%まで抑えられています。

CAMELLENS

イタリアのsoleko社が製造されています。2015年にCEマーク取得されています。
単焦点・単焦点乱視矯正用・多焦点・多焦点乱視矯正用add-onレンズ様々な矯正が可能となっています。
多焦点レンズとしては、焦点深度拡張型タイプとなっています。
焦点深度拡張型タイプなので遠方から50cmまでに焦点が合いやすい設計となっています。
レンズの表面が滑らかな為、ハロー・グレアを感じにくくなっています。

手術費用

◎手術代及び、術後3か月間の診察・検査代を含みます。

片眼(円) 両眼(円)
Add-on IOL
眼内レンズ二次挿入
単焦点 乱視なし 275,000 550,000
乱視あり 330,000 660,000
多焦点 乱視なし 385,000 770,000
乱視あり 440,000 880,000

※度数が強い等、使用するレンズが特別注文になる場合、別途レンズ代の差額が必要になる場合がございます。



◎手術代及び、術後3か月間の診察・検査代を含みます。



【ICLのコスト】

自由診療の一覧はこちらをご確認ください。