COLUMN 院長コラム

2009年回顧

皆様、ご無沙汰しております。早いもので、今年もあと数日を残すばかりとなってしまいました。院長コラムの更新も今年に入って滞り、患者様からご指摘を受ける体たらくでございます…。来年からは、もう少し更新頻度を高めるように努力致します!

まず初めに、前回コラムで予告しておりましたが、この12月中旬より、ついに携帯電話を含む、インターネットからの診療予約システムを導入致しました。最初に、インターネットから予約が入っていることを確認した時は、私を含め、全職員が興奮してしまいました!当初は色々不都合があるかも知れませんが、皆様、お気づきの点があれば、メールからでも結構ですので、ドンドンご指摘ください。皆様の声を取り入れて、より良いシステムに改善していければと考えております。

さて、2009年の回顧でございますが、4月より、それまでの週1日(月曜日)から、週2日(月曜日、木曜日)に手術日を増やしました。患者様にも好評だったようで、多いときには各曜日10件以上、週に20件を超えることもありました。若干、木曜日の手術日の方が人気だったようです。総手術件数はお陰さまで700件を超えました。正確な手術件数、及び手術成績に関しましては、年が改まりましたら、HPで公開致します。今年も、大きな合併症やトラブルもなく、無事に年を越せるのは、日々頑張ってくれたスタッフのお陰であります。この場を借りて感謝の意を表します。

設備系としましては、2月に当院ビル(4階建て)の外壁補修工事を施行。また長年患者様に指摘され続けてきた駐車場問題に関しましては、大通り沿いに新駐車場(6台分)を借り、大きな看板を建てました。更に、従来の駐車場(10台分)の線を、もう少しゆったり車を停めて頂けるように引き直し、6台分駐車となりました。スペースは限られておりますので、完全に御満足は頂けないかも知れませんが、出来る範囲でベストを尽くしたつもりでございます。

医療機器に関しましては、無散瞳眼底カメラの買い替え(新製品購入)、角膜内皮細胞測定装置の買い換え(新製品購入)、コラムでも述べましたオゾン水生成装置の購入、そして、この秋にウェーブフロントアナライザーKR-1Wを購入致しました。最後に購入したウェーブフロントアナライザーに関しましては、次回以降のコラムでじっくりと紹介させて頂きます。白内障手術者として、喉から手が出るほど欲しかった逸品でございます。現在は白内障手術前後にルーティンで測定しております。

院内設備に関しましては、前述しました予約システムの導入が新たな装備ということになります。院長外来の午前診中は、診察室内に事務員を一人おき、彼女達に予約システムを使っての診療予約や会計チェック等の仕事を任せるようにしてから、以前に比べると効率はかなり良くなったと感じております。とは言え、予約の患者様を長時間お待たせしてしまう状況も、無くなったわけではございません…。医師として、時間をとってしっかり患者様に説明することと、患者様をお待たせすることなくスムーズな診療を行うことは、実は背反する関係にあり、医療機関にとっては永遠の悩みでございます。何とか、無い智恵を絞りながら、皆さんにご満足いただけるよう努力します!

白内障手術に関しましては、多焦点眼内レンズの認知も広がり、今年は昨年より多くの方に受けて頂きました。乱視矯正用の眼内レンズも出現し、何名かの方に使わせて頂きました。成績は良好でございます。来年はどのようなテクノロジーの進歩があるのか…楽しみですね。来年も引き続き、新たな知識の習得、自らの技術の向上に勤しみ、患者様にフィードバック出来るように頑張ります!!
それでは、皆さま、良いお年をお迎えください!