INFORMATION 診療・手術案内
REASON
白内障手術(水晶体再建術)における
森井眼科のこだわり
信頼と実績
2007年に私が手術を担当するようになってから2021年までに20000件近くを施行してまいりました。
(手術実績)
また、「2010年1月に「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」に対して、滋賀県で初めての「先進医療施設」として認定されました。*(選定療養について)多焦点眼内レンズを用いた白内障手術自体は、2008年から施行しており、2021年までに、すでに1800件以上の多焦点眼内レンズの実績(手術実績2021版)を積み重ねております。当院はプライベートクリニックであるため、複数の執刀医の合計ではなく、執刀はほぼ院長である私一人です。ここに大きな意味があると考えております。
*老視矯正も目的とする、白内障に対する多焦点眼内レンズ治療は、日本の保険診療においては、今まで先進医療という枠組みで施行されておりましたが、2020年3月末をもって、先進医療からは外れ、選定療養という枠組みで行われることになりました。
白内障手術の最前線
2007年から2021年までで15年になりますが、この15年間で社会を取り巻く環境は激変しております。15年前はスマホもありませんでしたし、携帯電話は本当に電話をするためのもので、若者のツールとされていたのが今はどうでしょう?いまや、パソコンやスマホで買い物をされる方は全世界で20億人といわれ、白内障手術を希望される年代の方でも、携帯電話を持って、それでスケジュールを管理したり、メールやLINEを駆使されてる方は沢山おられます。
車の運転に関しても、最近はたびたびニュースで報道され社会問題化しておりますが、バンバン車を運転されるご高齢の方も非常に多くなりました。パソコンを日常的に使用される方々もたくさんおられますね。
現在、高度経済成長期を担って来られた、所謂、団塊の世代の方々が白内障手術を受けるメイン世代になりますが、かつての同年代の方々に比して、明らかに活動性が高いです(素晴らしいことだと思います!)。要するに、車をバンバン運転しつつ、パソコンで調べ物をし、スマホでスケジュール管理やメールを楽しんでおられる方が白内障手術を希望されるメイン世代ということになってまいりました。当然、15年前には考えも及ばない変化でございます。
もはや、白内障手術医は、手術をより安全に施行する技術があるのは前提で、患者さんがどのような希望を持っておられるのか、どういう生活を望んでおられるのか、そこを汲み取って、今あるラインナップの中から、一番希望に沿うように技術を提供するという時代になってまいりました。これはやはり、私および当院の歴戦のスタッフらが、今まで白内障手術の最前線で積み重ねて来た経験が生きてくる領域であると思います。多焦点眼内レンズを含む、白内障手術をお考えの方は安心して当院にお越しいただければと思います。
医療の質を高める最先端の医療機器
先に述べたように、現在、白内障手術の結果に対する患者様の希望はますますグレードアップしております。もちろん、私は神様でも魔法使いでもありませんので、全てを叶えることは出来ませんが、少なくとも、よりニーズに応えられるように最先端の設備を整えてまいりました。
自由診療の多焦点眼内レンズに関しては、世界最先端のレーザー白内障手術装置で基本は行います。
また、自由診療、及び選定療養の多焦点眼内レンズはもちろん、保険診療で行う単焦点眼内レンズ手術においても、より乱視の影響を減らし良好な術後視力を支援するVERION手術ガイダンスシステムを全症例で使用しております。
満足度の向上を目指して
眼内レンズ度数の選択が正確に為されていることは、患者様のニーズに応える最重要と言っても良いファクターですが、2016年秋より、術中の屈折度数をリアルタイムに把握することの出来るORAシステムを導入し、より最適な眼内レンズ度数を選択でき、患者満足度の向上に努めております。ORAシステムに関しては、特に、レーシック術後眼などの屈折矯正手術後の白内障手術に非常に有用であると考えております。
手術の際の切開位置一つとっても、当院では患者様それぞれの目の形に応じて、切開位置を変えております(強主経線切開)。そのことにより、そうしない場合に比べて大きな差が出るかと言われると、そんなに大きな差は出ないとは思いますし、正直、執刀医的には若干手間がかかりますので、全症例でそうする先生はあまりいないと思いますが(我ながらマニアックだと思っております・・(^^;))、
個人的には、そうすることによって少しでも乱視が減って、術後の視機能が上がる可能性があるならば、やるべきであると考えております。もう完全に慣れてしまっているので、全然手間じゃないです。(^^)
先に書いたように魔法使いではありませんので、「あらゆるニーズ」と書くと、やや大げさになりますが、少なくとも、現時点での最先端の設備、技術で白内障手術を行えるように日々スタッフらと研鑽しております。
「当院の一番の誇りは何か?」と聞かれると、迷うことなく「スタッフ」と即答いたします。眼科手術に特化したクリニックとして数多くの経験を積み、院長と共に汗を流してこのクリニックを作ってきた歴戦のスタッフたちが、お待ちしております。
当院のスタッフは、「外来」や「入院」、「手術場」など各セクションに分離しているのではなく、全ての業務を施行いたします。まぁ、これは自慢気に語ることではなく、大病院でもないプライベートクリニックにおいては当たり前のことであるのですが、手術に関して言うと、外来で検査や手術説明をしたスタッフが、手術場の中でその方の手術に携わることになりますので、患者様の安心感にも繋がるかと思います。実際にそのようなお声を沢山頂きます。
そして、当然、その後の術後の経過観察にも関わってまいります。執刀医がそうであるのは当然ですが、プロフェッショナルなスタッフらも術前・手術・術後と関わります。であるからこそ、質の高い接遇が可能になります。
誰でも手術を受けるのは怖いですし、特に局所麻酔で行う目の手術ということで、不安感は殊更であると思います。当院では、不安感の強い方のために、低濃度笑気ガス麻酔も導入しております。不安感の強い方は遠慮なく相談していただければと思います。プライベートクリニックならではの質の高いスタッフが心よりの接遇でお迎えいたしますので、少しでも安心感を得て頂ければと思います。