COLUMN 院長コラム

新春雑感

新年明けましておめでとうございます。

新年が明けてから早くも2週間近く過ぎておりますが、皆様どのようなお正月を過ごされましたでしょうか?

今年は丑年ですが、何を隠そう、わたくしは年男になります。まあ別にだからと言ってどうということはないのですが、一生懸命頑張ります!!

さて、昨年の手術実績ですが、総手術件数463件でした。昨年も幸い、白内障術後感染症をはじめとする大きな合併症を起こさずに手術ができました。眼瞼手術、網膜硝子体手術も一昨年に比べて手術件数は増え、良好な成績でした。担当の諸先生方に、この場を借りて御礼いたします。今年も、現状に満足することなく更に質の高い眼科手術を提供出来るようにたゆまず努力していく所存です。

昨年新たに導入したものといえば、多焦点眼内レンズです。結局、計5名の方に施行させて頂きました。希望者の方全員にこの手術をしたわけではなく、希望者のうち何人かは適応外と判断し、通常の単焦点眼内レンズによる白内障手術を行いました。

結果は自分の予想以上に良く、現時点では手術を受けられた方全員がとても満足しておられます。5名のうち3名は、比較的若い方の白内障手術でした。保険外診療ですので、この100年に一度と言われる未曽有の経済危機の中、こちらから積極的に勧めることはありませんが、希望しておられる方、迷っておられる方がおられたら、是非一度ご相談ください。

現在、アメリカから端を発した経済危機が席捲しており、中東では戦争も起こっております。我が国では、総選挙が確実に行われる年になるわけですが、何やら心なしか、僕が今まで生きてきたなかでは一番世の中が騒然としているようです。そんな中、当院に来ていただいた患者様には、少しでも安心や幸せを与えられるよう、スタッフ一同全力を尽くします。

次回は1/23から神戸で行われる眼科手術学会について述べたいと思います。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます!