
近年、お子様の近視が世界中で増えており、
社会問題となっています。
コロナ禍で外で遊ぶ時間が減り、
スマホやタブレットを使う時間が
増えたことが影響しています。
強い近視になると、
将来的に眼の病気になるリスクが高まります。
特に両親が近視の場合や、
小さい頃から近視になったお子様は
進行しやすい傾向があります。
当院では、お子様の体質や生活スタイルに
合わせた近視進行を抑える治療を
行っています。
完治させることはできませんが、
進行を遅らせることで、
将来の眼の健康を守るお手伝いをしています。
って?
-
近視は、眼の奥行き(眼軸長)が長くなり、網膜より前にピントが合ってしまう状態です。そのため、近くのものは見える一方、遠くのものがぼやけてしまいます。
成長に伴い眼軸長が伸びると、近視が進行し、視力が低下します。
一度伸びてしまった眼軸長は元に戻らないため、その伸びを抑えることが近視の進行を防ぐために重要です。
早めの対策が
大事
なんだね!
毎晩1滴で手軽に近視抑制ができる!
マイオピン点眼
- マイオピン点眼とは?
-
マイオピン(低濃度アトロピン点眼薬)は、近視の進行を抑制する効果が確認されている点眼薬です。
副作用の心配がほとんどない点眼薬で、日常生活にも影響しにくい点眼治療となります。
長期点眼していただく事で近視進行を約50~60%抑制できると報告されています。
- 治療方法
-
毎日就寝前に1回、1滴を点眼します。
- メリット
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- 近視の進行を約50~60%抑制
- 副作用の心配がほとんどない近視進行抑制
点眼液 - 光のまぶしさにほとんど影響されない
- アレルギー性結膜炎、皮膚炎の発症が
みられない - 眼の調節機能に(手元を見る作業)ほとんど
支障がない
- デメリット
-
- 体質によっては日中まぶしさを感じることも
ある - 長期間の治療のため、金銭面での負担がある
- 体質によっては日中まぶしさを感じることも
寝ている間に近視抑制ができ、
日中裸眼で快適に過ごせる!
オルソケラトロジー
- オルソケラトロジーとは?
-
オルソケラトロジーは、特殊なデザインのコンタクトレンズを使用して角膜の形状を一時的に変化させ、視力を改善する方法です。装用後のケアはしっかりとして頂く必要があります。
オルソケラトロジーでは近視進行を約30%抑制できると報告されており、厚生労働省の認可を受けたレンズとなっております。
- 治療方法
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毎日就寝時にオルソケラトロジーレンズを装用し、起床時に外して頂きます。
日中は裸眼で過ごして頂きます。
- メリット
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- 近視の進行を約30%抑制
- 日中裸眼で過ごせる
- 親御様の管理下で近視進行抑制治療ができる
- 外科的な手術が不要
- 装用を中止すれば元の眼の状態に戻る
- 定期検診に来ていただくことで安全に治療
できる
- デメリット
-
- 通常のコンタクトレンズと同様に角膜潰瘍や
角膜炎などの危険性がある - 毎日のレンズケアが必要
- 効果が出るのに時間がかかる場合もある
- 通常のコンタクトレンズと同様に角膜潰瘍や
普段のソフトコンタクトレンズと
同様の見え方で近視進行抑制ができる!
EDOFソフトコンタクトレンズ
- EDOFソフトコンタクトレンズ
とは? -
遠方・中間・近方とそれぞれの距離でピントが合うように設計された、EDOF(焦点深度拡張型)ソフトコンタクトレンズを日中に装用していただく事で、近視進行を30~40%抑制できると報告されています。
強度近視のお子様でオルソケラトロジーが不適応である場合でも適応になることがあります。1DAYタイプのソフトコンタクトレンズなので衛生的で親御様の管理も比較的容易になります。
- 治療方法
-
起床後から日中装用していただきます。1日あたり12~14時間程度の装用が想定されます。
- メリット
-
- 近視の進行を約30~40%抑制
- 眼の健康を守りながら近視進行抑制ができる
- 強度近視の方にも対応可能
- 使い捨てのため衛生面で安心できる
- デメリット
-
- 通常のコンタクトレンズと同様に角膜潰瘍や
角膜炎などの危険性がある - コンタクトレンズの定期検診・購入が必要
- 通常のコンタクトレンズと同様に角膜潰瘍や
治療の種類 | 治療方法 | 効果 | サポートの必要性 | 推奨年齢※ 目安ですので、ご相談下さい | 近視の強さ |
---|---|---|---|---|---|
点眼 | ○ | 点眼時サポート必要 | 小学校低学年ごろ~ | 強度近視対応 | |
オルソレンズ | ◎◎ | ケアなどサポート必要 | 小学校高学年ごろ~ | 軽度~中等度近視までが得意 | |
ソフトコンタクトレンズ | ◎ | 装着脱時サポート必要 | 小学校高学年ごろ~ | 強度近視対応 |
- Q どの位まで裸眼視力が回復しますか?(オルソケラトロジー)
- 通常は視力1.0以上まで回復される方がほとんどです。
ただし、オルソケラトロジー開始前の視力検査の際に矯正視力(レンズを入れた状態)で1.0以上まで見えていた方は1.0以上を目標となります。
開始前のレンズを入れた状態の視力が1.0まで見えていなかった場合は、開始前の検査の視力の数値を目標に治療となります。
- Q 痛みはありますか?
- オルソケラトロジーは、レンズ素材が硬め(ハードコンタクトレンズに近い)なので開始して間もないうちは異物感や痛みを感じる事があります。
EDOFコンタクトレンズ治療は、ソフトコンタクトレンズなので痛みを感じる事は基本的にございません。
- Q 効果があるのは近視のみですか?
- オルソケラトロジーでは軽度の乱視なら矯正することは可能です。
残念ながら、近視進行抑制治療法では遠視には効果がございません。
- Q 近視進行抑制治療で近視は治りますか?
- 現時点での近視は治す事は出来ません。
これから、進む近視を抑制する事を目的とした治療となります。全く近視が進まないわけではございません。
近視進行抑制治療では、成長期に継続して治療を行う事でこれ以上近視が進まないようにすることで将来的な近視に伴う眼疾患のリスクを減らす事を目的としています。
- Q 強度近視でも治療は可能ですか?
- 一般的にはオルソケラトロジーでは-4D(裸眼視力0.1位)までの近視が適応となります。
-4D以上の近視であれば、屈折度合にもよりますが、満足のいく視力を得る事は難しくなります。
ですが、マイオピン点眼治療・EDOFコンタクトレンズ治療では強度近視の方でも治療は可能となります。
強度近視になるまでに治療するのが理想となります。
「これって大丈夫かな?」と
思われることがあれば、
どうぞためらわずにご連絡ください。
-
院長
一人一人の患者様に向き合って、最高最善の治療を提供して、喜んでいただけるように努力いたします。コンタクトや点眼が怖いお子様も、一緒に練習しましょう!
-
私たちがサポートします!
来院された患者様が「森井眼科を選んで良かった」と思っていただけるように日々取り組んでいます。精一杯サポートさせていただきます。
-
アロマの香りでリラックス
2階が当院受付となります。待合ホールでは患者様にリラックスいただけるよう、アロマを炊いております。受付後は待合ホールにてゆったりとおくつろぎいただけます。
森井眼科の
詳しい情報は
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医療法人社団 新緑会
理事長・院長
森井 勇介
当院は、お子様の大切な眼の健康を守るため、小児近視治療を提供しております。
豊富な手術実績を持つ当院では、お子様の眼の成長に寄り添い、一人ひとりに最適な治療法をご提案いたします。
白内障手術をはじめとする質の高い眼科手術の実績も豊富で、「眼に関することならなんでも安心して相談できるクリニック」を目指しています。
お子様の眼のことで何か困ったこと、ご不安な事がありましたら、いつでもお気軽に当院にご相談ください。お子様の眼の健康を一緒に守っていきましょう。
治療が
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