COLUMN 院長コラム

2008年回顧と当院の基本方針

皆様、ご無沙汰しております。早いもので、もう12月。今年も残すところ、あとわずかになってしまいました。

少し早いですが、今年の回顧をしてみます。
お陰様で今年の手術件数は450件程度となる見込みで、昨年よりも200件程度増えました。

特に、5月の2階部分改装後は、自分でも驚くくらいに清潔感のある医院に生まれ変わり、手術を受けて頂く患者様にも喜んでいただけたと思います。今年の手術実績・成績の正確な数字は新年のコラム等で発表いたします。来年も、少しでもたくさんの方に質の高い手術を提供出来るように努力を重ねていく所存でございます。

外来診療面では、SLTレーザーやOCTを導入いたしました。更に、医院待合にソフトクリエーション社のSC-VISIONを導入致しました。それやこれやで、昨年に比べ、質の高い診療が出来ていると思います。ただ、医療機器の世界はそれこそ日進月歩です。来年は、新たな医療機器が出て来ますし、何点かは購入を考えているものもあります。また購入した暁にはホームページにてご案内させて頂きます。

プライベート面では、スポーツをするだとか、英会話をやるだとか色々目標を掲げておりましたが、結局はどれも中途半端に終わってしまいました・・・。来年こそは・・と考えております!
さて前回コラムで予告しておりました医療法人社団新緑会の基本方針ですが、以下の通りです。

わたしたちは医療に携わる人間として、日々やさしい心を持って患者さまに接し、人格形成に努めます。
わたしたちは医療人として専門知識の習得、技術の向上に努め、地域全体の医療水準の向上に努めます。
わたしたちは職員間が働きやすい環境になるよう、お互いに思いやりと礼儀を持って接します。

あくまでも「基本方針」ですから、当たり前の事が並んでおります。

1に関しては、人間たるもの、体調の良し悪し、色んな悩み事による気分の良し悪し等々によって、基本を忘れてしまいがちになってしまうものです。この気持ちは毎日忘れずに心がけたいと思っております。

2に関しては、医師である私は勿論のこと、コメディカルスタッフもプロの医療人として心掛けるべきことです。幸い、当医院のコメディカルスタッフは学習意欲が旺盛で、先日も岡山であった視能矯正学会に1人出席し、来年1月に神戸である眼科手術学会には、3人も出席希望がありました。勿論全員参加してもらうので、私も含め4人が神戸に行くことになります。

3に関しては、スタッフ間の結束がもろければ当然業務に支障が出てまいります。患者様に対してだけではなく、スタッフ間での礼儀正しさ、思いやりの心も非常に大切なことだと考えております。

しかしまあ、こういう文章を書いていると、「年をとって来たな~」と感じます・・・。昔から親や先生が言っていたことは、その時には反発を覚えたり大切さがわからなかったりしても、結局社会に出て働きだすと、その正しさを実感するものですね。

では、次回のコラムは、新年ご挨拶という事で、2008年手術成績発表と新年にあたっての抱負などを述べたいと思います。それでは、皆様、良いお年をお迎え下さい!